弊社、打設感知センサを使用した「セントルフューチャーズ®」が『令和七年度 日本建設機械施工大賞 大賞部門 優秀賞』を受賞いたしました

「セントルフューチャーズ®」について

　株式会社ＪＵＳＴ．ＷＩＬＬ、戸田建設株式会社、大栄工機株式会社、ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社が共同開発した覆土コンクリートの自動打設ロボットです。

　また、「セントルフューチャーズ」は戸田建設株式会社、株式会社ＪＵＳＴ．ＷＩＬＬ、大栄工機株式会社、ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社の登録商標です。

日本建設機械施工大賞について

　日本建設機械施工大賞（旧『会長賞』）は、一般社団法人日本建設機械施工協会が、建設機械及び建設施工に関して、有意な技術の向上または地域の建設事業の課題の解消に、顕著な功績を挙げた業績を表彰し、もって国土の開発と経済の発展に寄与することを目的として開設されたもので、大賞部門と地域賞部門があります。

◆受賞しました日本建設機械施工大賞についてはこちら

受賞業績の概要

　覆工コンクリート打設作業の効率化と省人化を図る目的で、山岳トンネル工事における覆工コンクリート構築に従来の締固めが必要なコンクリートを用いながらも、打込みから締固めまでの一連の打設作業を自動化とした「セントルフューチャーズ®」を開発し、現場に適用しました。
　本技術は、自動打設を目的に開発されたスライド型自動配管切替装置「スイッチャーズ®」を中心に、センサやバイブレータを組み合わせ、セントル（覆工コンクリート打設用の移動式鋼製型枠）に配置したシステムです。この技術により、従来は人力で行っていた打設ホースの移動、打設口の開閉、コンクリートの締固めといった作業が不要となり、苦渋作業の改善、安全性の向上、生産性の向上を実現しました。また、適用の結果、覆工コンクリートの打設に要する人員を従来の6名から4名に削減することが可能となり、省人化に大きく貢献することが確認された技術です。